転職エージェントに見捨てられることは普通にある。見捨てられ4ケースと対処法

転職エージェントの担当者から連絡が来なくなった。求人案件も紹介してくれない…
もしかして見捨てられてた?としたらなぜ?
頼りにしていたのに困ったなあ。

このような悩みをお持ちではないですか?

登録したのに転職エージェントからなんの連絡もないと不安になりますよね。

こんにちは。このブログを運営しているとおるです。

僕はこれまで3回転職活動を行いました。

転職エージェントは、誰もが知るような大手から小規模まで、かたっぱしから登録して利用しました。

通算20社以上利用する中で、どんな人が転職エージェントに見捨てられるのかがわかってきました。

また、エージェントの上手な活用法、いいエージェントの見極め方なども分かってきましたので、あわせて説明していきます。

本記事で分かることは以下のとおり。

この記事でわかること
  • 転職エージェントに見捨てられることは普通にある
  • 見捨てられる4ケース
  • 見捨てられたときの対処法
  • 転職エージェントの上手な活用法
  • いい転職エージェントの見極め方

転職エージェントを上手に活用し、希望の転職を実現する参考になれば嬉しいです。

目次

転職エージェントに見捨てられることは普通にある

結論、見捨てられることは普通にあります

転職エージェントも営利企業であり、売上を上げなけらばいけないから。

下の図を見てください。

転職エージェントの報酬モデル図

『⑤内定受諾意志』があり、入社が決定して初めて『⑥紹介料』が企業からエージェントに支払われる仕組みになっています。

転職エージェントは紹介料(売上)がほしいので、内定をとれる可能性が高い求職者を集中してサポートし、見込みのない求職者はあまり手をかけてくれなくなりがちなのです。

なるほど。具体的にどんな人が見捨てられるのかな。

気になりますよね。次から説明します。

転職エージェントに見捨てられる4ケース【当てはまっていたら可能性大】

以下の4つに当てはまる場合、可能性が高いです。

CHECK
  1. 紹介可能な案件をもっていない
  2. 転職の意欲が低い
  3. 採用される可能性が低いと判断されている
  4. エージェントのレベルが低い【荷さばき人】

1つずつ説明します。

紹介可能な案件をもっていない

紹介可能な求人案件がないと、エージェントはサポートしなくなります。

サポートしたところで、自社紹介の企業から内定をもらうことはない。→紹介料が入らないから

このケースの場合、エージェントから「紹介できる案件がない」とはっきり言われることもあります。僕も何度も言われました。

転職の意欲が低い

「この人転職する意志がないな」と判断されると、エージェントはサポートしなくなります。

単純に内定をとれる見込みがないから

具体的には以下のような人は見込みがないと判断される可能性が高いです。

  • エージェントとの面談をすっぽかす
  • エージェントとの連絡に返信しない
  • 案件に応募しない
  • 履歴書・職務経歴書などの書類を適当に作っている

採用される可能性が低い

意欲があっても、これまでの経歴や人間性で、可能性が低いと判断される場合もあります。

具体的には以下のような場合です。

  • アピールできる実績が少ない
  • 短期離職を何度も繰り返している
  • 面談での印象が非常に悪く「人間性に難あり」と思われている。

エージェントのレベルが低い【荷さばき人】

担当エージェントさんが未熟な場合、放置される場合があります。

未熟なエージェントさんは、報告、連絡、相談、調整など眼前のタスクをこなすので精一杯。

求職者のサポートをすることまで手が回っていません

僕も未熟なエージェントさんが担当になったことは何度もあります。

最初のエージェント面談以降は基本放置されました。(笑)

『転職大全』の著者小林毅さんは、本著の中で未熟なエージェントさんのことを、情報をひたすらさばく”荷さばき人”と表現しています。

ちなみに小林さんの『転職大全』は、転職活動を行う上で非常に参考になります。

僕もこの本から多くの有益な知識を得ることができました。

転職エージェントに見捨てられた後の対処法5つ

見捨てられてた。どうしよう。

大丈夫です。方法はあります。

具体的には以下5つ。

CHECK
  • 条件を変更する
  • 転職意欲をみせる
  • 担当者を変えてもらう
  • 他社の転職エージェントに登録
  • 転職エージェント以外のツールを利用する

1つずつ説明します。

条件を変更する

希望条件を変更し、エージェントさんに伝えてみましょう。

条件をしぼりすぎている、高望みしすぎているため、紹介可能な案件がない可能性もあります。

転職意欲をみせる

 意欲があることをエージェント側にアピールしましょう。

具体的なアピール方法は以下のとおり。

  • エージェントへの連絡はなるべく早く返す
  • 積極的に求人案件に応募する
  • 履歴書・職務経歴書を作りこみ、添削を依頼する

担当者を変えてもらう

担当エージェントさんのレベルが低い場合、別の人に変更してもらうのも手です。

レベルの高いエージェントさんが担当になり、サポートが充実することもあります。

他社の転職エージェントに登録する

他社のエージェントにも登録してみましょう。

転職エージェントによって紹介できる案件や得意な業界も違うため。

A社からは見捨てられたけど、B社からは手厚くサポートしてもらえるということは普通にあります。

大手の有名エージェント

複数登録し、どれぐらいサポートしてもらえるのか比較するのもおすすめです。

転職エージェント以外のツールを利用する

転職エージェント以外のツールを活用するのも有効です。

転職サイト

以下サイトでは、登録しておくだけでスカウトメール機能(企業から面談や面接のオファーがくる)もついているのでおすすめです。

SNS

SNSも求人案件の検索だけでなく、企業からオファーがくることもあるため、おすすめです。

直接応募

企業のHPから直接応募するという手もあります。

ただ、転職エージェント経由に比べ、書類通過率が低い傾向があるようです。

転職エージェントの上手な活用法

結局、転職エージェントってどう活用するのがいいのかな。
上手く活用して、希望する仕事に就きたいな。

ですよね。ここでは、転職エージェントの上手な活用法をご紹介します。

自己分析し、応募業種・業界・会社・条件を決定しておく

転職エージェントに相談する前に、自己分析し、応募業種・業界・会社・条件を決めておきましょう。

どんな転職を実現したいのか明確にしておくと、エージェント側も案件紹介、サポートがしやすくなるから。

利用されるのではなく利用する

転職エージェントに頼るスタンスでなく、目的意識を持ち、”利用する”スタンスで付き合ったほうがいいです。

「転職エージェントにサポートしてもらえばなんとかなる」とおんぶにだっこのスタンスだと、エージェントさんのノルマ達成のために利用されかねません。
※エージェントさんにも1か月で何人転職させる等、ノルマがあります。

具体的には以下のような目的を持って付き合うのがおすすめです。

  • 情報収集のため
  • 書類添削してもらうため
  • 面接対策のため
  • キャリア相談のため

複数の転職エージェントに登録しておき、目的別に使い分けるのも良い方法です。

いい転職エージェントの最低3条件

いいエージェントさんに担当してほしいんだけど、どうすればいいの?

エージェントさんをこちらから指名するということはできませんが、見極める方法はあります。

具体的な方法は以下の3つ。

CHECK
  1. キャリアの視点から案件を紹介してくれるか
  2. 定期的に連絡をくれるか
  3. 面接後に評価された点だけでなく、懸念点も伝えくれるか

1つずつ説明します。

キャリアの視点から案件を紹介してくれるか

求人案件を紹介された際、給与や会社の規模など条件面ではなく、
”長期的な視点でキャリアアップできるか”という視点ですすめてくれているかを確認しましょう。

後者の場合、エージェント側の売上よりも、あなたのキャリアアップを優先的に考えてくれています。

定期的に連絡をくれるか

定期的に連絡をくれる場合は、多少なりともあなたの転職活動の動向を気にかけてくれています。

逆に全く連絡がない場合は、気にかけてくれている可能性はかなり低いです。

面接後に評価された点だけでなく、懸念点も伝えくれるか

評価された点だけでなく懸念点まで伝えてくれる場合、あなたが望むキャリアを理解した上でアドバイスしてくれています。

まとめ【転職エージェントに見捨てられる。どうってことない。】

今回は、転職エージェントに見捨てられるケースと対処方法についてご紹介してきました。

転職エージェントに見捨てられることもありますが、他社エージェントも他の転職ツールもたくさんあります。

あなたの希望の転職を実現することが目的であり、転職エージェントは手段の1つにすぎないのですから、あまり気にしなくて大丈夫です。

最後に記事の内容をまとめます。

見捨てられる4ケース【当てはまっていたら可能性大】

  • 紹介可能な案件をもっていない
  • 転職の意欲が低い
  • 採用される可能性が低いと判断されている
  • エージェントのレベルが低い【荷さばき人】

見捨てられた後の対処法5つ

  • 条件を変更する
  • 転職意欲をみせる
  • 担当者を変えてもらう
  • 他社の転職エージェントに登録
  • 転職エージェント以外のツールを利用する

転職エージェントの上手な活用法【利用しましょう】

  • 自己分析し、応募業種・業界・会社・条件を決定しておく
  • 利用されるのではなく利用しましょう

いい転職エージェントの最低3条件

  • キャリアの視点から案件を紹介してくれるか
  • 定期的に連絡をくれるか
  • 面接後に評価された点だけでなく、懸念点も伝えくれるか

「あの時転職してよかった」といえるよう、応援しています。

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お役に立てる本を紹介していますので、よかったら見ていってください。

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